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FXは少し変わった市場で、為替市場に正式な取引所は存在しません。株なら東京証券取引所、先物なら東京金融取引所、東京商品取引所が利用されていますが、FXはお金のやり取りだけなので、銀行間が取引しているだけです。
これをインターバンク取引と言ったりしますが、銀行間で取引しているだけの話で公的な取引所ではありません。
日本にFXが導入されたのは2000年前後ですが、当時の取引環境は今では考えられないほど悪く、スプレッド2銭は当たりまえ、税金も累進税率だったので、500万くらい利益を出すだけで50%超の所得税と住民税がかかりました。
ここで登場したのが、くりっく365(公的取引所)です。運営は東京金融取引所が行っています。では、くりっく365に税制面で投資家にメリットがあるのか?という話です。
くりっく365のメリットは?税金の優遇はあるの?
くりっく365が発足した当時は税金の優遇がありました。
当時、損失の繰り越し可能なのはくりっく365だけでしたし、公的取引所のメリットは多かったように思います。
しかし、2012年1月に、両者の税率は同一になり、損失を出した場合の3年間繰り越し制度も両者利用できるようになり、公的取引所のメリット自体はなくなりました。
FXの税金に関する取り決めはこのようになっています。
くりっく365 | 店頭FX | 判定 | |
---|---|---|---|
FX利益の課税利率 | 20% | 20% | 同一 |
内訳 | 所得税15% 住民税5% 復興特別所得税2.1% | 所得税15% 住民税5% 復興特別所得税2.1% | 同一 |
平成23年~49年まで復興税を含めたFX税額 | 20.315% | 20.315% | 同一 |
損失繰越期間 | 最大3年間 | 最大3年間 | 同一 |
所得の種類 | 雑所得 | 雑所得 | 同一 |
つまり、税率や損益通算、損失繰越など、くりっく365と店頭取引と同じになっているので取引所のメリットはなく、税率を比較しても条件は同じなんです。
【参考:くりっく365と店頭FXの違いは?】
日本国内で許可されていない海外のFX会社を利用した場合の税率だけは別問題です。クレジットカードのショッピング枠で証拠金を追加できるため、一部の人から支持を集めているようですが、非正規業者の場合、儲けた分の税金は雑所得の総合課税になります(稼げば稼ぐほど税金が高くなる仕組みで最大で50%の税金)。安易に無許可業者を利用するのはやめましょう!
海外の無許可業者を利用する場合、信託保全されていないケースも多く、業者が破綻した場合、あなたの大切な資産が戻ってこないこともあります。
出金に応じてくれない業者がいたり、連絡がつかなくなったり業者もいるようで、今でも毎月のようにトラブルが発生しています。
全ての海外FX業者が悪い訳ではなく、しっかりした業者も中にはいます。しかし、リスクがある以上、避けて通ることがリスク回避だと私は考えています。
くりっく365の最大のメリットはスワップポイントの高さ
日本で個人投資家向けのFXがはじまったのは1998年(平成10年)でした。現在のような優良FX業者だけでなく、悪徳業者や、顧客の資産を預かって破産した業者がいたことも事実です。
くりっく365は個人投資家の資産を守るため、クリーンな為替取引を目指し、2005年(平成17年)公正取引所としてスタートしました。
くりっく365発足当時は税制の優遇がありましたが、現在は税率も一本化され、くりっく365の最大のメリットはスワップポイントの高さにあります。くりっく365と店頭取引の違いはくりっく365はメリットがあるの?店頭取引との違いを徹底検証!も併せて確認してみてくださいね。
また、2017年10月にメキシコペソも上場され、くりっく365は高金利通貨取引がさらに活発化されています。
【参考:高金利通貨メキシコペソをFXで取引!くりっく365がおすすめ!】
くりっく365と店頭取引のスワップポイントの傾向
同じ通貨を取引しても、くりっく365やFX会社ごとに金利が変わってきます。カバー先の違いや、FX会社の指針によりスワップポイントが変わることは事実なんです。
店頭FXもスワップポイントに力を入れている会社はたくさんあります。
店頭FXの傾向として、一時スワップポイントを高く設定していても、後になって下がってくることが多いんです。
例えば、一部のFX会社で、トルコリラが人気のときに1日のスワップポイントを100円としていた業者が、現在では50円になっている会社もあるくらいです・・・ 実際に付与されるスワップポイントは提示されていますし、将来の金利を約束するわけではないので、違法ではないんですが・・・
スワップ取引をする場合、長期間寝かせるので、金利は高い方が有利ですし、スタートした当初スワップポイントが100円だったら期待してしまいますよね。
常にスワップポイントは変化するものなので、常にスワップポイントが高い会社で取引することが重要になってきます。
くりっく365は、参加業者のどこで利用しようとも、スワップポイント、スプレッドが同一になります。そして、くりっく365はスワップポイントを高く設定しているので、金利運用には欠かせない取引口座なんです。
スワップポイントの件についてはこちらの記事も参考になります。
【参考:FXのスワップポイントって何?初心者にもわかりやすく解説します!】
くりっく365の取引時間は?
くりっく365の取引時間は少し変わっています。
対円通貨(クロス円)とクロスカレンシー(ドルストレート)で取引時間が変わります。
くりっく365では、対円通貨とクロスカレンシーという言い方をするので覚えておきましょう。
くりっく365の取引可能時間
曜日 | 対円通貨 | クロスカレンシー | |
米国標準時間 | 月曜日 | 午前7:10~翌午前6:55 | 午前7:10~翌午前6:25 |
火曜~木曜 | 午前7:55~翌午前6:55 | 午前7:55~翌午前6:25 | |
金曜日 | 午前7:55~翌午前6:00 | 午前7:55~翌5:30 | |
米国夏時間 | 月曜日 | 午前7:10~翌午前5:55 | 午前7:10~翌午前5:25 |
火曜~木曜 | 午前6:55~翌午前5:55 | 午前6:55~翌午前5:25 | |
金曜日 | 午前6:55~翌午前5:55 | 午前6:55~翌午前4:30 |
日本では馴染みのないサマータイムですが、アメリカは夏時間の習慣があります。サマータイムは1年のうち、太陽が出ている時間帯を有効に利用することが目的で、標準時間を1時間進める制度です。ヨーロッパや北アメリカを中心にこの制度が実施されています。
海外が時間を動かしても、日本の時差は変わらないことから、標準時間と夏時間で取引可能時間が変わってきます。また、クロスカレンシー(ドルストレード、例えばドルポンドとか豪ドルドル)は、対円通貨(クロス円、ドル円やポンド円などの円を含む取引)より30分早く取引が終了します。
くりっく365は初心者セミナーが豊富!
くりっく365は投資初心者向けセミナー、戦略的セミナーが豊富に揃っています。東京金融取引所(金融取)が開催するセミナー、FX業者が開催するセミナー、が別々にあるので、あなたが学びたいスキルのセミナーを選択できます。
くりっく365業者は、顧客の取引額に応じて、金融取からキャッシュバックされるのが利益になります。そのため、トレーダーには利益を出し続けて欲しいんです。そのため、セミナー講師陣にはFP、元インターバンクトレーダー、ファンダメンタリストなど豪華な顔ぶれが揃っています。
セミナーは全て無料で受講できます。これを機会にFXの知識を吸収していきましょう。
すごい憶測 くりっく365は骨抜きにされた可能性を考えてみる
勝手な憶測です。くりっく365は、はじめ優遇措置があったにも関わらず、今では何も優遇措置がありません。これでは公的取引所は骨抜きです。
自民党はGMOインターネットの熊谷さんと親密なことは有名です。よく会食しますし。GMOインターネットはGMOクリック証券を子会社に持っていて、トップを走るFX業者です。
何か取引があったように感じます。(本当に根拠も裏もないただの憶測)ただし、私はこれが悪いこととは思っていなくて、政治家も人間だから知り合いから「助けてほしい」と言われたら何とかしてあげたくなるのが人情でしょう。
通常、公的取引所というのは、店頭取引の大元、取引を管理する立場にありますが、くりっく365が全くそうなっていないことに違和感を感じます。
くりっく365も独自性を出すためにスワップポイントを高く設定したり、売り買いの価格を同額にしているのではないかな?と思っています。
まぁ本当、トレーダー目線で考えたらどうでも良い話なんですけどね。
FXのデイトレードならGMOクリック証券がおすすめ
スプレッド (ドル/円) | スワップ (米ドル/円) | 取引単位 | キャッシュバック | 通貨ペア数 |
---|---|---|---|---|
原則0.2銭固定 | 30円 | 10,000通貨 | 最大30,000円 | 20ペア |
2023年5月4日確認
- スプレッドは国内最狭水準!
- スワップポイントも高水準!
- 億トレーダー御用達!
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GMOクリック証券は全通貨最安水準のスプレッドのFX会社です。取引量に応じて変化するものの、私も計算したらスプレッドが0.1銭違うだけで毎月4万円前後利益が変わることを確認しました。スプレッドにこだわりましょう。
FX初心者から中級者やベテランに愛されているFX会社です。
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