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FXの魅力はたくさんありますが、24時間取引可能なのはFXの大きな魅力の1つです。株のように取引き出来る時間が限定されていると、仕事が忙しい方、帰宅時間が遅い方は、取引のタイミングを逃しがちです。
その点、FXは24時間トレードが可能なので、利益チャンスを逃しません!
今回は『FXは24時間眠らない!取引時間帯ごとの特徴と最適の時間帯は?』というテーマで、取引可能な時間帯、さらにトレードするのにおすすめの時間帯などを詳しくご紹介していきたいと思います!
FXの取引可能時間は?土日祝日のトレードは?
FXは24時間取引が可能です。なぜかと言うと時差のおかげです。世界には時差があるため、どこかでインターバンク市場(銀行間取引)は開いています。
土日は銀行が閉まるので、FX会社も取引できません。しかし、日本が祝日でも世界では平日なので、憲法記念日でも建国記念日でもFX取引は可能です。
一週間のうち平日は24時間取引可能、土日は取引不可ということはご理解いただけたかと思います。
祝日の扱いについて少し詳しく確認していきましょう。例えば、日本が祝日でも隣の国は平日です。日本の場合だと、中国や韓国がお隣とされています。そのためFXは祝日でも取引が可能なんです。
しかし、クリスマスや、欧米のイースター(復活祭)、日本のゴールデンウィークなど、大型連休は連休突入前にポジションを決済する人が多く、連休中は市場が閑散として目立った動きがないこともあります。
特にクリスマス休暇は例年動きません。12月31日~1月3日は取引が不可能になる業者が多くなります。メールなどでFX業者の取引できない日時の連絡が来ますのでチェックしておきましょう。
取引時間の説明 | 取引の可否 |
---|---|
取引時間 | 土日以外ほぼ24時間(日本が祝日でも取引可能) |
取引時間(クリスマス) | 欧州がクリスマス休暇だと動きがない。FX会社も取引できない会社もある |
取引時間(年末年始) | 1/1~1/3まで休業が多い(取引してもほぼ動かない) |
取引量 | 日本時間17時以降から深夜2時頃が活発 |
取引手数料 | 取引手数料はほぼ0円 ※スプレッドが手数料 |
スプレッド | 0.3銭~1.0銭が一般的 |
取引環境 | PC、タブレッド、スマートフォンなどインターネット環境があればOK |
デバイスの変更は可能? | 会員登録をした後は手続きなくPC,スマホで取引可能 |
レバレッジの上限は? | 個人投資家25倍 法人登録で50倍から100倍まで可能なFX会社も有り |
私たちはFXというと、投資や投機で考えがちですが、銀行間で取引される実需があります。世界の銀行が時差で開いているので、FXは平日24時間取引ができるのです。
FXの基本的な取引可能時間は
米国夏時間:月曜日07:00~土曜日05:50
米国冬時間:月曜日07:00~土曜日06:50
この時間帯で取引が可能なのが一般的です。
FX業者によって取引時刻は微妙に異なるので、各業者の取引可能時間をしっかり把握しておく必要がありますね。
土日は取引不可!持ち越しポジションに気をつけて!
平日は世界中どこかしらの市場が開いているため24時間取引をする事が可能です。しかし、土日はどの市場も休場するため決済がができません。土日をシステムのメンテンナンスに充てているFX会社が多いです。
新規ポジションを取れない、決裁もできない
管理画面にログインできない(メンテナンスが多い)
レートも動かない
何もできない
(※イスラム圏は金曜日が休日になるため土日は市場は動いていますが、日本国内のFX業者で中東の通貨を扱っているところがないため取引は出来ません)
ひと昔前、中東レートは土日も動いているからとトレーダーが必死に中東レートを追っていることもありましたが、他のトレーダーより有利に先にチャートを確認できることはありません。ちなみに土日に動いてるレートはこちらを確認してください。(若干動きます)
【参考:リアルタイムチャート・為替レート|土日もレートチェック可能!】
土日のサプライズで窓が開く?
土日に世界主要国で大きな災害、事件、要人の重大発言などがあった場合は、その国の通貨が暴騰・暴落する可能性があるのです。
金曜日の終値に比べ、1~2円の円高もしくは円安で月曜日に市場が開くという事もあります。
これをFX用語で『窓』と言います。株式では毎日のように発生する窓ですが、FXはレバレッジを利かせるため、証拠金の少ないトレーダーは強制ロスカットの損害を被ることもあります。
デイトレーダーは、鉄則ポジションを越週しないのは、気を抜いたときに土日で窓で大きくやられてしまうことがあるからです。
窓が空いたらほぼ閉まる
少し、窓の説明もしていきましょう。
週明けに窓が開いた場合、一度窓を閉めてからチャートが動くことが多いです。これを『窓開け戦略』とも呼びますが、月曜の朝数時間で閉まることがあれば、数時間かかることもあり、1日かかることもあります。閉まるタイミングは神のみぞ知るです。しかし、サブプライムショックのとき、窓は閉まらず開けっ放しで円高になりました。
窓が閉まらないくらい相場の力が強いときは、流れに従って売買すると面白いくらい簡単に稼げます。
チャートは原則があり、高い確率で教科書どおりのチャートを作ってくれることは多いですが、絶対はありません。
場合によっては窓を埋めてくれないこともあります。教科書どおりのトレード方法と、実際の経験を元に取引を行っていきましょう。
また、週をまたいでポジションを持ちこすのは、スワップポイントがつくなどのメリットもありますが、ポジションの持ち越しはリスクがあります。あなたの取引手法に合った方法でポジションをキープしていきましょう。
取引する時間帯によって動き方には特徴がある!
FXは24時間取引する事ができます。しかし、時間帯によって動き方に特徴やクセがある事をご存じですか?
FX初心者の方は、まずは世界の4大市場の時間帯を覚えておきましょう。時間帯ごとの特徴や動き方のクセを上手に利用すれば、より効率よく利益を出すことができるでしょう。この項では、世界4大市場の時間帯(日本時間)とその特徴を詳しくご説明していきます!
1.オセアニア市場(5:00~)
オセアニア市場は、世界で一番初めに朝が来る地域です。オーストラリアやニュージーランドがメインになるので取引量は少ないですが、週明けもっとも早くに始まる市場ということで、時にはレートが大きく変動し窓が開くこともあります。
流動性が低い時間帯なので、為替ディーラーが狙ってくる時間帯でもあります。
またオーストラリアやニュージーランドの重要指標の発表はオセアニア市場の時間帯に合わせて行われやすいので注意が必要です。
国内のFX業者は早朝にメンテナンスを行うところが多く一時的に取引出来なくなることもありますので、各業者のメンテンナンススケジュールはしっかり把握しておきたいですね。
2.東京市場(9:00~)
株取引がされる9:00~15:00は、FXの取引量も多くなる傾向があります。またこの時間帯は、ロンドン市場やNY市場と重ならないため、相場は大きく動かない傾向があります。
しかし9:55分ごろは銀行の「仲値」を決める時間です。(仲値というのは各金融機関の顧客に対する為替レートです)
特にゴトー日は外貨決済をする企業が多いため、この仲値の影響が出ることもあり、15時は東京オプションカットの時間帯なので円相場が大きく動くことがあります。
3.ロンドン市場(17:00~)
ロンドン市場はヨーロッパが中心になるので取引量が多い市場です。このロンドン市場が開くのが16:00で、ロンドン市場オープンと同時に値動きが荒くなることが多いのが特徴です。
ロンドン市場の時刻に合わせて欧州内で要人発言があったり、重要な指標があったりしますので(ECB政策金利発表や英中銀金利発表など)そのタイミングで強いトレンドが発生したりします。指標トレードをするトレーダーにとっては大きな利益確定ポイントとなります。
国内のトレーダーも仕事終わりの時間と重なるので、ロンドン時間から取引する方も多いです。
4.NY市場(21:00~)
NY市場は取引量がロンドン市場に次いで多く、NY市場のオープン前後はやはり値動きが大きくなります。
また、この時間帯はロンドン市場も開いていますので、1日の中でもっとも取引量が多くなる時間帯です。
この時間帯に発生したトレンドはその後のマーケットの動きを決定づけることも少なくありません。また21:30や22:30分(米国冬時間は+1時間)は米国の重要指標(米国雇用指数など)が発表されることが多く、発表時間の前後は動きが荒くなるので注意が必要です。
日本時間の0時(米国冬時間は23時)にはNYオプションカットがあるのでこの時間帯にも注意したいですね。
ちょっと難しく感じてしまうかもしれませんが、最初は各市場の開始時刻そして重要指標の発表スケジュールを把握するところから始めましょう。
一部の専業トレーダー以外は、1日中PCの前に張り付いて取引する…というのは難しいですよね。
しかしこのように、1日のうち何回かは動きが大きくなり、わかりやすいトレンドを形成します。つまりFX初心者の方にとっては、絶好のトレードポイントとなり得るのです!
取引するのに最適な時間帯とは?
各市場の開始時刻や重要指標の発表のタイミングが絶好のトレードポイントになる、という事はわかっていただけたかと思います。
しかし『結局はどの時間帯が一番いいの?』と思われた方も多いことでしょう。そこでこの項では、トレードするのに最適な時間帯をご紹介します。
狙いはロンドン市場開始前後!
前項では世界4大市場の特徴や動き方のクセをご紹介しましたが、4大市場の中で、最も取引量が多いのは21時からのアメリカ市場です。
しかし、FX取引の狙い目は17時頃です。日本では会社員が仕事が終わる時間帯ですよね。ロンドンタイムに為替は変動し始めるので、本業が終わった時間からの取引が最適です。株取引だと9時から15時までしか市場は空いていませんので仕事中に取引するのは現実的ではありません。
FXは24時間取引ができる。しかも、夕方から取引が活発になるので副業でFXをしている人が多いんです。
ですから、ロンドン市場の開始前後~終了の時間帯は、値動きが大きくトレンドを形成しやすいので、それだけ利益を出すチャンスが多いのです。
つまり16時から深夜2時が取引するのに最適な時間帯と言えるでしょう。
その中でもNY時間と重なる22時から深夜2時の4時間は、取引量が1日でもっとも多くなりますので、それだけトレンドを形成しやすいということです。
特にドル円、ユーロドルの取引はこの時間帯がもっともオススメです。
あなたの得意な取引時間帯を見つけよう!
実際に何度か取引した事がある方はわかると思いますが、利益を出しやすい時間帯とそうでない時間帯があります。
日本時間だけ取引する人もいますし、夕方まで相場に入らない人もいます。正解はない話になりますが、あなたがどの時間にやりやすいか?どの時間なら取引できるのかが重要です。
一般的にはトレンドの発生に合わせて取引するのがもっとも簡単と言われていますが、中にはレンジ相場が得意なトレーダーも存在します。
自分の得意な時間帯というのは、このようにトレンドを得意とするか、レンジ相場を得意とするかという事も関係してくると思います。
しかしこれは結果論だと思うのです。最初はとにかく色んな時間帯の動きをチェックしてみて、相場の動きを大まかに理解する事が大切です。同時に、いろんな時間足を使い自分と相性がよいものを見つけましょう。
得意な時間帯で自分に合った時間足、そして必要とあればインジケータや取引ツールを上手に利用することが出来れば必ず勝率はあがってきますよ!
裁量トレードが苦手なら自動売買がある!
私も自動売買の比率が年々高くなってきています。以前は今みたいに簡単に自動売買もできなかった時代ですから、全件裁量トレードがメジャーでしたし、チャートって見ていると楽しいんですよね。
深夜2時まで取引して、3時くらいに寝て朝7時に出勤する生活を続けていたこともあります。
最近、トレーダーや、元為替ディーラーの方とお話しをさせて頂く機会も多くなってきましたが『デイトレードは仕事』のような感覚になってきました。私は投資資産の8割くらいを自動売買とスワップ運用の自動方式でまかなっていければ良いなぁと考えています。
【参考:FX自動売買ランキング!おすすめ自動売買とメリット&デメリット徹底解説】
FXの取引時間まとめ
株と違ってFXは24時間好きな時間に取引することが出来るので忙しい方にはピッタリと言えるでしょう。つまり24時間稼ぐチャンスがあるという事です!
その中でも、取引する時間帯によって動きには特徴がありますので、その特徴をしっかり理解した上で取引すれば、利益を出せる可能性はさらにアップします。
初心者の方が直面する問題に「なかなかエントリーのタイミングがつかめない」というものがあります。
こんな風に感じている方は、ぜひ取引時間を変えてみましょう。きっとここだ、いうポイントがあるはずですよ!
デイトレードなどの短期売買をするならGMOクリック証券がおすすめです。こちらの記事で、GMOクリック証券にインタビューをしましたが、スプレッドなどのコスト面や、約定力の強さ、スプレッドも原則固定で提供するために努力している真面目な会社です。
【参考:GMOクリック証券を一度使ったら乗り換えない?FXトレーダーが使い続ける理由がわかった】
FXをはじめるならGMOクリック証券がおすすめ!6年連続世界1位には理由がある!
スプレッド (ドル/円) | スワップ (米ドル/円) | 取引単位 | キャッシュバック | 通貨ペア数 |
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原則0.2銭固定 | 30円 | 10,000通貨 | 最大30,000円 | 20ペア |
2023年5月4日確認
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