トルコリラおすすめFX業者は？リスクとリターンを徹底解説します！

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トルコリラは話題の高金利通貨で、スワップ狙いのトレーダーが注目している通貨です。2019年現在、『トルコリラの政策金利は24.00％で、1日あたりのスワップ金利は85円～150円』前後で推移しています。

日本の政策金利は、長年0.1％で推移しているので金利の違いは一目瞭然です。この金利差に目を付け、スワップ運用をしているトレーダーも多いのですが、高金利通貨の運用にはリスクもあります。

FX会社ごとのスワップポイント比較

FX会社	米ドル円	豪ドル円	南アランド円	トルコリラ円	公式サイト
	30円	5円	81円	30円
	30円	6円	90円	27円
	30円	5円	70円	25円
	25円	15円	110円	30円
	41円	5円	100円	45円
	20円	0円	50円	50円
	30円	6円	90円	-
	35円	5円	90円	-
	16円	15円	20円	6円
	20円	0円	50円	-
※ZAR/JPY,MXN/JPYは10万通貨
2023年5月4日確認			ランドは10万通貨計算

トルコリラはどんな通貨？

トルコはヨーロッパと中東に位置する国で、国土の広さは世界36位（日本61位）、人口78万人で世界19位（日本10位）の国です。

トルコはネクストイレブンと呼ばれ（BRICｓの次に成長が見込まれている国）世界から経済成長を期待されている国です。

リスクの話からすれば、シリアと隣接していることから、IS（イスラミック・ステート）の脅威と隣り合わせで、クーデター騒ぎもありました。とは言え、現在のエルドアン政権は民主主義により選出された大統領で、クーデターも数時間のうちに鎮圧されています。

5か月で状況は大きく変わり、現在はレートも安定してきて、トルコリラ運用をはじめるトレーダーも増えました。GMOクリック証券などもトルコリラを扱いはじめ、高金利通貨の人気の高さも伺えます。

トルコリラはFX会社ごとにスワップポイントが全く違う！

トルコの政策金利が24％なので、どこのFX会社でも受け取れる金利が同じだと考える人が多いのですが、実際は違います。

FX会社ごとにトルコリラのスワップポイントの受取額は大きく異なります。つまり、トルコリラに弱いFX会社を選ぶと、運用益が大きく減少してしまう可能性もあるのです。

そのため、どこのFX会社が有利か調べた上で、トルコリラ運用することをおすすめします。

下記はFX会社が提供している各国の政策金利一覧です。最新の情報はこちらをご覧ください。
【参考：政策金利一覧】

みんなのFXが高スワップポイントでトルコリラに参戦！

FXの中級者向けのFX会社、みんなのFXがトルコリラの扱いを開始しました。他社がトルコリラのスワップポイントを下げている中、1日の買いスワップが30円です。

エマージング通貨（FXではマイナー通貨を指します）のトルコリラですが、国内では続々と取扱を始める業者が多くなってきています。

取扱の特徴としては、取扱直後は高いスワップポイントを提示してくれますが、ジリジリと少なくなってくることが多いです。

通年で平均を割り出すと、みんなのFXのスワップポイントが最強です。

スワップポイントでFX業者を比較

FX会社	米ドル円	豪ドル円	南アランド円	トルコリラ円	公式サイト
	30円	5円	81円	30円
	30円	6円	90円	27円
	30円	5円	70円	25円
	25円	15円	110円	30円
	41円	5円	100円	45円
	20円	0円	50円	50円
	30円	6円	90円	-
	35円	5円	90円	-
	16円	15円	20円	6円
	20円	0円	50円	-
※ZAR/JPY,MXN/JPYは10万通貨
2023年5月4日確認			ランドは10万通貨計算

トルコリラを扱う業者さんが増えているので、月単位でスワップポイントを見ると参入したばかりの業者が高めスワップポイントを設定しています。比較表は毎月月初に更新していますので、利用する業者の比較に利用してください。

トルコリラは上がる？下がる？

2017年1月にトルコリラは史上最安値を更新して投資家の恐怖指数も上がっていました。現在は大きな危機を脱しています。私の見立てでは、ジリジリと価格を上げていくのではないかと予想しています。

2017/6/22予想。長期チャートの形から上昇しなくてはいけない形なので32～33円くらいまで上昇してくるかな？と考えています。

とは言え、為替相場に絶対はありませんので、リスクを確認しながら、安全にスワップポイント運用をしていきましょう。

トルコリラおすすめ投資法

トルコリラのおすすめ投資方法は、【レバレッジを1倍～5倍以内で取引することが重要】です。

リスクが高い通貨を長期保有するならレバレッジは低くして運用してください。例えば30万円投入して、レバレッジ1倍で運用、1日に90円のスワップポイントがもらえ続けると仮定して、1年保有すれば年間32,850円のスワップが獲得できます。

FXトレーダー川瀬

これだけでも、銀行の普通預金の4,926倍効率が良いんです。
リスクヘッジのためにも、レバレッジは3倍以内に抑えることを強くおすすめします！

レバレッジ1倍でも、元金の1割を1年でスワップポイントだけで稼げます。もしトルコリラの価格が上がれば、スワップポイントも連動して上がるので、さらに複利も見込めます。
※スワップポイントは、通貨価値×8％÷365（1年）でスワップを計算するため

リスクを考えた場合も29円が19円まで落ちたとしても、含み損を決済しなければ良いだけなので『果報は寝て待つ』という感覚で、放置していても相場変動に気を取られることはありません。

FXトレーダー川瀬

私も他社でトルコリラのスワップをやっていますが、FXプライムbyGMOに乗り換えるつもりです！
しかし、40円で買い（ロング）したので口座から資金を動せず・・・新たにFXプライムbyGMOで始めます

ただし高金利通貨はリスクが高いことも頭に入れておく必要があります。金利が高いのには理由があります。例えば外貨を獲得するために自国の金利を上げるケースも多いです。

政策金利を上げれば自国民の生活はひっ迫します。想像してみてください。日本の政策金利が20％だとして住宅ローンを組みますか？銀行からお金を借りて事業を行おうと考えますか？

日本から見れば『金利がもらえる』だけに焦点が行きますが、それだけリスクが高いということを考える必要があります。

トルコリラの今後の見通しは？

一部FXブログや知恵袋などから『トルコリラがなくなるのも時間の問題』『トルコリラが0円になるのも近いうち！』と不安を煽るものがありますが、実際はどうなるかわかりません。

今後の見通しはわからないが正解です。アナリストはそれらしい理由をつけて未来を予想しますが、何の担保にもなりません。

投資は自己責任です。自分で取れるリスクの範囲内で取引するようにしましょう。

トルコリラがユーロに統合される！？

2017年1月頃、一部のアナリストや、悲観的なトレーダーは、トルコリラはユーロに統合されるのでは？と考える人が多かったです。現在では考えにくいのですが、トルコリラが最安値を更新したときは、この意見が多数を占めました。

もし、ユーロに統合となれば、トルコリラは決済されるでしょう。FX会社の多くもトルコリラを強制決済するか、ユーロと等価交換する形で移管されることが想定されます。

しかし、ユーロを支えているドイツやフランスが、トルコとの通貨統一を認めるでしょうか？通貨をユーロに統合するためには審査もあり、インフレ率が〇〇％、経済成長率が〇〇％、GDP成長率などの問題をクリアする必要があります。

過去にイギリスがユーロに統合されなかった理由は、ジョージソロスがポンドを売りさばき、イギリスにユーロ加入を諦めさせた経緯があります。
ウィキペディア、ポンド危機：ERM離脱

このような事情もあり、ユーロのリーダーとも言えるドイツやフランスが不安定な通貨であるトルコリラをユーロ統合に迎えることは考えにくく、（経済が悪化すればドイツ、フランスが経済支援をする必要がある）ユーロ統合は可能性があるとしても、まだまだ先の話だと考えるのが妥当です。

FXトレーダー川瀬

また、通貨を発行することは、国の最大の権利なんです。ユーロに統合することは、トルコ政府が通貨発行権も失うことになるので、簡単に統合しようと決断されることはありません

トルコリラ経済破綻のリスク？

可能性としてはなくもないですが、国家財政の話をすれば日本の財政は借金大国です。日本が破綻しない理由は国内で国債が売買されている背景があるのは周知の事実です。

このような憶測が出てくるのは、過去に外国で財政破綻した国が存在することも関係しているのでしょう。

タイやフィリピンなど、経済破綻した国は必ず復活しています。人類の歴史上通貨価値が0になったこともありませんし、トルコはヨーロッパと中東、アジアの交通の要ということもあり、ISやシリアの問題が片付けば平常に戻るだろうと考えられているのが、現在の一般的な意見です。

トルコリラの通貨切り上げの可能性？

通貨切り上げのことは、ジンバブエドルが記憶に新しいではないでしょうか？

FXトレーダー川瀬

私の記憶には新しい経済事件ですが、ジンバブエドルのハイパーインフレは驚いた事件でした。

2008年以降、白人農園の強制収容が勧められ、外貨不足になったことをきっかけに、ハイパーインフレがはじまりました。最終的にどうにもならず、3,000兆ジンバブエドル＝1円というとんでもないインフレが起こりました。数字だと、30,000,000,000,000ジンバブエドル＝1円

FXトレーダー川瀬

日本に住んでいたら、予想もつかないような出来事がジンバブエでは起こりました。

【出典：YouTube】

給料日はこんな感じだったんだと思います。ハイパーインフレは後進国で起きた事件で、トルコはヨーロッパに隣接している国なので、外貨が足りなくなるとか、白人が搾取することもないので、起こりえないでしょう。

ただしリスクは常に頭に入れておきましょう。

トルコリラの扱いスタート！みんなのFXは為替情報も豊富！

スプレッド (トルコリラ円)	スワップ (トルコリラ円)	取引単位	キャッシュバック	通貨ペア数
原則1.7銭固定	30円	1,000通貨	50,000円	29ペア

2023年5月4日確認

みんなのFXがトルコリラ円の取り扱いを開始しました。FX業界最高水準のスワップポイントで、スプレッドも原則1.9銭固定と狭いの嬉しいポイントです。まだまだ、スプレッドが広いFX業者も多いので、トルコリラ運用時は業者選びは慎重になりたいところですね。取引単位も1,000通貨から利用できます。

1,000通貨取引なら1,200円からスワップポイント運用ができるので『お小遣いが増えたらいいな』『FXをお試しではじめたい』というユーザーからのニーズも好評です。

みんなのFXは、トルコリラだけに限らず、すべての主要通貨でスプレッドが狭い！本来スプレッドは開くものですが、AM8：00~翌日AM5:00『原則固定（例外あり）』つまり投資家が取引している時間帯は原則固定でスプレッドを提供してくれます。

みんなのFXは、バイナリーオプションもあり、シストレもあり、トルコリラの取り扱いもはじめました。一度みんなのFXを利用したトレーダーが長い間使い続けるのはサービス内容が充実しているからで、FXの総合商社と言えるでしょう。口座開設は5分で完了します。FXの1つ上の情報を集めたいトレーダーが利用しているみんなのFXはおすすめです。